人生の終わりをよりよいものにするために、事前に自身の葬儀や相続などについての計画や手続きを整えておく「終活」。
高齢化社会が進む中でここ数年、こうした動きへの関心が高まりを見せ、やわらぎ斎場も各地で終活セミナーを開催しています。
教育委員会から委嘱された生涯学習講座、企業研修、テレビ、ラジオ、新聞等の各メディアで数多くのセミナーやコメンテーターをしている大塚シニアマネージャー(※以下大塚SM)のお話をお届けします。
大塚SM:少子高齢化社会において、いまや自分の終い方は自分自身で完結することが求められるようになりました。
かつてのように町内会等を核とした地域コミュニティが確立されていた時代とは大きく様変わりしていることは皆さんも感じておられることと思います。
自分が直接関与することが出来ない“自分の葬儀やその後”について、残されるご家族に遺志をしっかり残しておくことは大切なことです。
これまでタブーとされてきた人生の終末への準備は人生設計の重要な要素となりますが、まだまだ終活にしっかり取り組んでおられる方は少ないのが現状です。
大塚SM:タイミングの問題かと思います。
セミナーに参加された方の多くが“必要は感じるけれど、今はまだ早い“とおしゃいます。
ただ実際に必要な時期が来たときは準備することが出来ない状態であったり、現実として直面するとむしろ気持ちがそがれ、周到に準備することが憚られるようになることが多いのも理由のひとつかと思います。
大塚SM:その通りです。
自分が亡くならないにしても動けなくなる、認知症等で正常な判断が難しくなることを想定してみてください。
自分がいないことで誰が何に困るでしょうか?
それぞれのご家庭で事情は異なるとは思いますが、それぞれが担っている役割があるはずです。
大塚SM:終活は死ぬための準備と思われがちで、それが終活準備を遅らせる原因にもなっていますが、自分の人生を見つめなおすことが、これからの人生をより充実させることにつながります。
例えば欧米でバケットリストと称されている、“人生でやっておきたい10の事柄”を上げてその達成を目標にすることも終活のひとつと言えます。
やわらぎ斎場では老後生活サポートをはじめとして総合的な終活支援をしております。
ご興味のあるかたはぜひお気軽にご相談ください。
やわらぎ斎場は、札幌・旭川を中心に全道12市40以上の施設で展開しております。